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速報レポートREPORT

2023 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACE

プレビューPreview
公式練習Practice
予選Q1Qualifying 1
予選Q2Qualifying 2
決勝Final

【大会概要】

大会名称:2023 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACE

開催サーキット:岡山国際サーキット(3.703km)

当初のレース距離:303.646km(82周)

当初のレース距離の2/3に相当する周回数:54周

最大延長時間:4月16日16:30

競技車両保管場所(パークフェルメ):決勝レース後の車両保管場所はメインストレート上

 

GT300のチェッカー予想ラップは76周の予想。1名のドライバーが当初のレース距離の2/3を超えて運転をしてはならないので、最低周回数は23-4周を想定。

 

【BoP(バランス・オブ・パフォーマンス/性能調整)】

昨年までスピード抑制の為に採用されていた特別BoPは、コース設備が改修された為今大会は採用されない。

Mercedes-AMG GT3はエアリストリクター径は変わらないものの、BoP重量は昨年より10kg軽くなる。

2023Rd1BoP

【公式予選Q1組分け】

2023Rd1予選組み分け

【過去3年間のリザルト】

2023Rd1過去戦歴

4月の3週目、いよいよSUPER GT 2023が岡山国際サーキットで開幕を迎えた。

 

前日の夜から降り出した雨が降り続き、気温11℃/路温14℃とやや冷えたコンディションで公式練習が始まった。4号車グッドスマイル 初音ミク AMGは片岡選手が乗り込みセッション開始と共にコースイン。

持ち込んでいるウェットタイヤの確認を行い、12周目に1’39.776を記録。

そこで一度ピットへと戻り、違うスペックのタイヤに履き替え、再びコースへと戻る。

時間が経つとともに雨の量が増えていき、片岡選手が無線で「走り続けるには雨量が多いかもしれない」と言った直後にGT500のマシンがで大きくクラッシュし赤旗中断となる。

マシンの回収、コースの修復に30分ほどかかったが10時10分に走行が再開された。

 

走行再開後もコース上の水の量が多く、スピンやオーバーシュートするマシンが続き、10時30分ごろ赤旗が掲示され、そのままセッションが終了となった。

 

GT300公式練習の結果は以下の通り。

 

7-88-65-9-2-6-52-11-56-360

—ここまでトップ10—

4GSR-31-96-60-30-18-87-25-10-50-61-20-244-22-27-48-5

S__83329036

GT300の予選はA組14台、B組13台に分かれて行われた。

4号車グッドスマイル 初音ミク AMGはB組に出走。

 

低い気温と雨のコンディションの為、予選の各走行時間が10分から15分へと延長された。

 

14時、GT300Q1A組が始まるセッション開始と共に一斉にコースへと向かい周回を重ねていく。次第に雨の量が増えていき、14時09分赤旗が掲示されそのまま終了となる。

14時23分からグッドスマイル 初音ミク AMGを含むB組のQ1が始まる予定だったが、雨の量が多かった為14時33分からに変更される。

 

4号車グッドスマイル 初音ミク AMGのアタックは谷口選手が担当。持ち込んだ中ではソフト目のウェットタイヤを選択し、セッション開始と共にコースへ向かう。

雨が弱まり、コース上の水の量も少し減ってきていたため、各車走る度にタイムが上がり目まぐるしく順位が入れ替わる予選となった。8周目にそれまでのタイムより一気に1秒以上縮め1’40.134を出し4番手に浮上する。最後にタイムを更新したマシンがいた為、最終的に6番手でQ2進出となった。

 

Q1リザルト

A組

20-96-11-50-31-56-88-27

ここまでQ2進出

18-6-61-87-48-5

 

B組

65-52-2-360-7-4GSR-9-244

ここまでQ2進出

10-60-25-30-22

S__83329064

Q2は片岡選手がアタック。

Q1に続き走行時間は5分延長され、15分間。4号車は持ち込んだ中では硬めのウェットタイヤを装着し、最後にタイムアップを狙う作戦をとった。

開始と共にコースへ向かい、タイヤに熱をいれる。

15分間と通常の予選よりは時間に余裕があった為、ピットには硬めのタイヤのウォームアップがうまく出来なさそうであれば、すぐに軟らかいコンパウンドのウェットタイヤに替えられるようにチームは準備をしていた。

1周、2周と走行し、片岡選手に無線で感触を聞きつつ、河野エンジニアがモニターに表示されるタイムの上がりかたをみて、そのまま行くのか、それともピットでタイヤを交換するのかの判断をする。

最終的には硬めのタイヤのままで最後にはタイムが出ると判断し、片岡選手にそのままアタックをするように無線を入れる。

片岡選手はじっくりと熱を入れていき、7周目に1’37.256を出し4番手に浮上するも、直後に2号車が上回り5番手。

残り時間は約2分30秒、1周タイヤをクールダウンし、9周目再びアタック!各セクター自己ベストを記録し1’37.070を出すが、周りもタイムを更新してきていた為、結果は5番手でQ2を終えた。

最後までタイムを縮めた65号車が1’36.038でポールポジションを獲得した。

 

GT300Q2リザルト

65-2-7-88-4GSR-31-50-56-27-52

ここまでトップ10

9-244-11-96-20-360

 S__83337288

前日の雨は上がり、朝から岡山国際サーキットには日が差し込んでいた。

 

今大会から行動制限が大きく緩和され、決勝レース前のグリッドにも多くのゲストや観客が入り、コロナ禍前の景色が戻ってきた。

 

13時30分、岡山県警の車両を先頭にパレードラップが始まる。そしてこのタイミングで雨粒がポツポツと落ち始める。

警察車両が戻り、セーフティーカーを先頭にフォーメーションラップが行われ、いよいよ300kmレースがスタートする。

しかし、このタイミングで場内実況から雨が落ち始めたという知らせが入る。それでもタイヤに影響の出るほどではない。

 

4号車グッドスマイル 初音ミク AMGのスタートは片岡選手が担当する。

前を行く88号車とテールトゥノーズの争いをしつつも、オーバーテイクまでは出来ず5番手でオープニングラップを戻ってくる。その後、前の88号車は変わらないが、後続は順位争いが激しく、31号車→52号車→56号車と追いかけてくるマシンが変わる。

11周目のヘアピンコーナーで遂に88号車をオーバーテイク!さらにダブルヘアピンで7号車の前を狙うが、接触しスピンをさせてしまう。スタート時に落ち始めた雨粒が次第に大きくなり、14周目にはピットへ戻り、ウェットタイヤに履き替えるチームが現れ始める。4号車もピットへ呼び戻し、ウェットタイヤへの交換をしようとするが、15周目の1コ-ナーで6号車がグラベルにハマり動けなくなり、回収作業の為FCYが掲示されてしまう。FCY中はピットロード入口が閉まる為、4号車はウェットタイヤへの交換タイミングを逃してしまう。ピットロードが閉まる前に飛び込みタイヤ交換していた11号車がバックストレートでタイヤが外れマシンを停めてしまう。そして、それとほぼ同時にタイヤを替えて出ようとした360号車も、トラブルは起こったようでピットロードエンドにマシンを止めてしまう。これらの影響でFCYはセーフティーカーへ切替えられる。セーフティーカー先導で周回している間に天候は悪化し、雷や、場所によっては雹も降る大荒れの空模様となる。

18周目、ピットロード出口が開放されると同時に、スリックタイヤを履いていたチームが一気になだれ込みピットは大混雑となる。4号車もピットに入り、タイヤ交換と共に少量だが給油も行い、後のドライバー交代時のピット作業の短縮を狙う。

21周目、リスタートされると4号車は8番手。

しかし、27周目に11周目に起こっていた7号車との接触が原因で4号車にドライブスルーペナルティーが掲示されてしまう。30周目にペナルティーを消化、順位は15番手となるが、すぐに96号車、244号車を抜きポジションを2つ取り戻す。

路面はまだまだ濡れているものの、雨は上がり晴れ間も見えてくる。それでも路面コンディションは濡れたままで、まだまだウェットタイヤで走行を重ねていく。

38周目、路面が乾いてきたタイミングでチームは片岡選手をピットへ呼び戻す。谷口選手へと交代、タイヤをスリックに交換して14番手でコースへ復帰する。

45周目、ヘアピンで61号車がスピンをし、回収の為FCYが掲示される。翌周、作業をしてる少し先でGT500の24号車もスピンして動けなくなるが、2台ともすぐにコースへと戻る。

48周目にFCYが解除されるも、翌周9号車、88号車が接触した為、コース上とグラベルにマシン止め、セーフティーカーが導入される。この2台の回収作業をしていると次第に雨が強くなり、サーキット周辺で落雷が確認されたことで安全確保の為、赤旗が掲示されレースが中断される。

15:36ごろレースは再開されるとウェットタイヤへ交換する為、4号車を含め多くのマシンがピットロードへ飛び込み大混雑となる。4号車はリリースのタイミングで少しロスをして10番手でコースへ復帰する。この時にGT500の36号車が作業ミスでマシンを停めるとこととなる。58周目、車両の回収が済みセーフティーカーが戻ることになったが、2号車のタイヤが外れコース脇にマシンを停めセーフティーカーは戻らず継続される。59周目、天候が急変した為、再び赤旗が掲示される。

16時20分リスタートされるが、セーフティーカー先導で2周したところで、3度目の赤旗が掲示され、レース最大延長時間の16時30分まで時間がない為レース終了となった。

4号車グッドスマイル 初音ミク AMGは9位入賞で2ポイント獲得という結果となった。

 

GT500の先頭車両が当初のレース距離の75%の62周を越えていたため、正式リザルトでは赤旗で終了した際のルールで61周になっていたが、フルポイントが与えられた。

 

GT300リザルト

18-65-244-27-52-7-87-60-4GSR-56

ここまでトップ10

10-50-30-96-5-31-25-2-48-22-6–61-9-88

 S__83337285 S__83337287

ミクサポ情報MIKUSAPO INFO

【オフィシャルステージ情報】

●4月15日(土)

11:30 – 11:40 チームスポンサーステージ

●4月16日(日)

08:30 – 08:40 チームスポンサーステージ

 

【「GSRショップbyFOREST」販売応援タイム】

レーシングミクサポーターズ2023がイベント広場「GSRショップbyFOREST」へ販売応援に行きます!

時間については当日TwitterのGSR公式アカウントにてお知らせしますのでTwitterをご確認ください。

ショップ・イベント情報SHOP EVENT

【イベント広場「GSRショップbyFOREST」情報】

●個人スポンサー2023『サーキット・イベント引き換え券』のご利用が可能です。

個人スポンサーカードがお手元に届いていない方はマイページに表示されるランクを掲示していただければ対応致します。

在庫が無くなり次第終了となります。

 

●お買い物された方に先着で個人スポンサー一覧クリアファイルをプレゼント

お買い上げ2,000円以上で1枚プレゼント

在庫が無くなり次第終了となります。

 

【GSRチャットルーム開設】

昨年に引き続きGSRチャットルームを開設しています。

詳細は4月14日(金)に個人スポンサーの皆様宛てにメールにてお送り致しますので、ご確認ください。

レーススケジュールSCHEDULE

予選日
決勝日

07:30 – 08:05 公開車検・オープンピット

09:10 – 10:35 公式練習(GT300/500混走)

10:35 – 10:45 公式練習(GT300占有)

11:05 – 11:15  FCYテスト

11:40 – 12:10 PCCJ 公式予選

12:30 – 13:30 ピットウォーク

14:00 – 14:10ノックアウト予選(Q1:GT300A組)

14:18 – 14:28 ノックアウト予選(Q1:GT300B組)GSRはこちら

14:53 – 15:03 ノックアウト予選(Q2:GT300)

16:00               PCCJ Rd.1 決勝(15Laps)

17:00 – 17:40 キッズウォーク

09:00      PCCJ Rd.2 決勝(15Laps)

09:50 – 10:35 ピットウォーク

10:50 – 11:15 ドライバーアピアランス

11:15 – 11:30 航空自衛隊デモフライト

11:30 – 11:45 オープニングセレモニー

12:00 – 12:20 ウォームアップ走行

12:26       グリッドボード入場

12:38 – 12:40 ピットロード出口解放

13:30              決勝レース(82Laps)