初音ミク GTプロジェクトとは?
「初音ミク GTプロジェクト」は“ファンと共に走るレーシングチーム”をコンセプトに掲げるモータースポーツプロジェクトで、グッドスマイルレーシングが中心となって、2008年に日本最高峰の自動車レース「SUPER GT」のGT300クラスに参加を開始しました。
その後、毎年参加を続け、現在は「GOODSMILE RACING & TeamUKYO」というチーム名で参戦しています。
チームのトレードマークは毎年新たなデザインで描かれる「初音ミク レーシングVer.」、通称「レーシングミク」です。レーシングミクはマシンやピットウォール、レースクイーンのコスチュームなど、チームのあらゆるデザインにあしらわれています。レーシングミクをきっかけにチームを知り、そこからモータースポーツの魅力にはまるファンも少なくなく、今やチームを目当てに多くのファンがサーキットに足を運んでいます。
「初音ミクGTプロジェクト」は、レーシングチームとしての実力も高く、多くのレースで優勝した実績を持ち、2011年、2014年、2017年の各シーズンではシリーズチャンピオンに輝きました。
今や人気、実力ともにSUPER GTを代表するトップチームの一つに数えられています。
SUPER GT以外にも、ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われる「スパ24時間レース(Total 24hours of Spa)」や、三重県鈴鹿サーキットで行われる「鈴鹿10時間耐久レース(SUZUKA 10Hours)」にも参戦し、世界を舞台に戦う強豪チームとのレースでも爪痕を残してきました。
プロジェクトの大きな特徴の1つには、ファン1人1人が直接チームを支える個人スポンサー制度があります。毎年用意される、様々な特典が付く個人スポンサーコースに申し込んだり、その年のレーシングミクを用いた様々なグッズを購入することで、気軽にチームを支える個人スポンサーになることができます。
インターネットを活用してファンへの情報発信やコミュニケーションを積極的に行うのも、このプロジェクトの特徴です。
SNSでレース中のチームの様子をリアルタイムで発信したり、レース後には監督やドライバー自らが出演し、YouTubeなどを使って生放送を行い、レースの報告を行っています。
その他、レース以外でもファンが参加可能な祝勝会などチームとファンが近い距離でコミュニケーションをする機会の多さも、ファンを惹き付ける要因となっています。